にのだん社会保険労務士事務所は
人と人をつなぐ「たすき」となり
人事労務管理全般をサポートします
にのだん社会保険労務士事務所だより「たすき」令和8年1月号(No.74)
【①2025年を振り返って】
日頃は、にのだん社会保険労務士事務所が発行する事務所だより「たすき」をご一読頂きまして誠にありがとうございます。令和8年(2026年)も「たすき」とともに、にのだん社会保険労務士事務所どうぞよろしくお願いいたします。
昨年、2025年は私にとって波乱の1年でした。一番の出来事は一人暮らしの母親が脳梗塞で倒れてしまったことでした。現在も入院が続いており、母親の今後に少しでも明るい希望が見えることを信じるしかありません。
また、昨年12月に入って、日頃から私のことを応援して頂いている大学の先輩から「頸椎の手術をしたあと首から下が動かない」と連絡が入り、最初は普段と変わらず話をしていた先輩から「ありがとう」と涙声で言われたときは、私も泣いてしまいました。母親や先輩など私に関わる人に突然起こったアクシデントは本当に辛い出来事であり、今は1日も早い回復を心から祈ることしか出来ません。
その他業務に関わるところでは、事業閉鎖や新規事業に伴う労働保険・社会保険の手続き書類の作成と申請をスポットでご紹介頂いたり、就業規則の作成と申請、雇用に関連する助成金書類の作成と申請、障害基礎年金に関する書類一式の作成と請求、人事労務管理に関するセミナー講師など、社労士業務を開始してから一番と言えるくらい多種多様な仕事の機会を頂いた多忙の1年となりました。
いっぽう、取引をしていた事業所様から契約を終了したい旨を伝えられることもありました。これは事業所様が望むことを私自身が対応出来なかった結果であり、大変申し訳ない気持ちと自分の強みや特色を事業所様に伝えることが出来なかった点も踏まえ反省しなければならない1年となりました。
母親の件も業務についても、自分が出来ることを精一杯することが今の目標です。その中で私と関わる人が少しでも「良かった」「ありがとう」と感じて頂けるよう、感謝と謙虚な気持ちを忘れず本年も取り組んでいきたいと思います。
【②年明けは転職のタイミング?】
ニュースの記事で「あけおめ退職」という言葉が目に留まりました。年末年始の休み明けのタイミングで「会社を辞めます」と伝える人の割合が20代が最も多く、次に30代と若い世代ほど高いという情報でした。
自身が若い頃、求人広告会社で営業の仕事をしていたとき年始の求人広告紙は、比較的埋まりがよく、さらに営業として一番ホッとしたのが掲載後の応募の反応が「なかなか良かったよ」と言われることが多かったことを思い出しました。
お盆明けの頃も求人広告紙の埋まりは時期的に厳しかったですが、年始の紙面と同じように求人募集の反応は良かったと記憶しています。いずれにしても長期休暇に入ったとき、自身が働いている現状を顧みて「仕事辞めようかなあ」と悩んだ末転職活動する人が多いのかもしれません。
先日、仕事帰りにいつも寄るスーパーで買い物をしていると、アルバイトか正規雇用かは分かりませんが若い従業員さんがもうひとりの従業員さんに「仕事辞めるわ」と売場で堂々と話をしているのを聞きました。私自身、食品スーパーで何度も仕事を辞めたいと感じ、最終的に退職した経験者なので否定は出来ません。どんな業種であっても昔と違って「就職→退職→転職→再び退職→再び転職」は当たり前のように行われる時代であり、これはある程度仕方のないことかもしれません。
しかし人事労務管理の専門家である社会保険労務士としては、雇用の維持、離職率の低下、人手不足解消のため少しでもプラスになる情報を伝えることが使命だと感じます。その中でどうしても法律を遵守する重要性の話が中心になります。今世間で言われているのが近々改正される予定の労働基準法のルール変更です。それも複数の改正が行われる予定となっており「大改正」とも言われています。
以下については正式な決定ではありませんが、お伝えする内容に近い改正が議論されていることを踏まえ情報提供しますので、早めの対策をご検討ください。(あくまで改正予定です)
①連続勤務日数は最大13日までとする
②法定休日(週1日)を特定し付与する
③勤務間インターバルを最低11時間以上空ける
④有給休暇取得時の賃金算定を「通常働いた場合の賃金」に統一する
⑤仕事のOn・Offの権利=勤務時間外の業務連絡についてガイドラインを策定する
⑥副業兼業時の労働時間通算の見直し→割増賃金の通算は不要とする などです。
~最後までお読み頂きありがとうございました~